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煩悩
浅倉万莉藻のコーナー
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煩悩その1278 記憶にない洗礼 2017/06/20
土曜日に用賀から世田美まで歩いていく道、砧公園内でたくさんのアジサイを見ました。
色とりどり&たくさんの種類。
咲き始めたばかりのものから、満開のものまで。
やっぱりかわいい、アジサイ。

……鎌倉にアジサイ、観に行かなくてもいっかな? という気になったアサクラです。

いやいや、圧巻なアジサイを見たいから鎌倉行きたいと思ったんじゃないか!
ばか!



さて。

昨夜、ご飯を食べている時になぜか下井草に住んでいた頃の話になりました。
ワタシが0〜4歳または、1〜4歳くらいの時の話であります。

「あんた、覚えてるでしょ?」
と言われたって、ほとんどのことは覚えていないよ、物事のほとんどを理解していない年齢だしな!
で、なんだかんだ話していた流れで

「そういえばあんた、名前もらってたじゃない?」

は?
名前って?
もしかして、クリスチャンネーム?

「そうそう」

え?
なんて名前?
ワタシ、洗礼受けてたの?
クリスチャンだったの? いつから?

青天の霹靂とはこのことだ。

確かに当時、教会系の幼稚園に通っていた。
近所だったから。
先生のことをシスターと呼んでいたことも覚えている。
だって、シスターの格好をしていたから。
左利きだったが、はさみは右で持つように教えてもらった。
ワタシの両利き人生を示唆する出来事であった(大袈裟)。

神父さんのお兄さんと仲良くさせてもらっていた記憶がある。
家のほぼ目の前が教会だったから、教会の敷地内でよく遊んでいた。
日曜日には必ず教会に通っていた。
ヒマだし、近所だしってことで行ってたんだと思ってたけど、アレ、本気でミサに参加してたの?

だからって、親がクリスチャンでもないのに、なんで名前もらってんの?
引っ越してるからその幼稚園で卒園してないしね。
なんか遊びの一環で、冗談半分でもらったんだろうか?
子供に遊びでくれた名前を、ワタシが本気にしただけだろう、そうに違いない。
 
と思ったのに、違うらしい。
母曰く、ひいおばあちゃんがクリスチャンだったとのこと。
「だからお葬式、普通のと教会の二回したじゃない」

いや、だからそんなの覚えてねーよ。

どちらにせよ、そんな簡単に洗礼なんて受けられるのか?
と調べてみたら、子供の場合は出来るっぽい。
あくまでグーグル先生調べだけど。

つまり、ひいばあちゃんの仕業だろう。
母もよく覚えていなかったけど、あの人のならやりかねない。
柿を買ってくると出かけて、山の一角にある柿の木を買ってくる豪腕であるのだから。
甲斐性がないと娘の夫(母の実父)を追いだして、離婚させてしまう人なのだから。

そんなワケで、ワタシ、クリスチャンネームがあったらしいです。
最早誰も覚えていませんが、アサクラガラシャと名乗っていた可能性も否定できない未来があったようです。


そうそう。
名前と言えば大昔、大先輩劇団、レインボウ城さんのアーサー王子に、ワタシも姫名をください! と酒の席でお願をしたことがある。
(レインボウ城さんに出る役者は、王子名・姫名を授かるのだ。出演もしないのに、欲しくてお願いした)

しばらく考えたのち、アーサー王子は
「フー姫!」
と名前をくださった。

が。
やっぱりジュリエッティーナとかヴォルフガングとか、こう「っぽい」名前が欲しかったので、つまらないとブーイング。

「高貴な名前なんだよー」
残念そうにとおっしゃっていた。

今となっては、すごいかわいい名前だなーと思う。
THE WHOっぽくてかっこいいし。

公演、観に行けてなくてすみません……。
みなさん、お元気ですか?



最後に最近観に行った展示の備忘録。

◎浮世絵動物園
ワタシは動物が好きなので、普段は好きな作家がメインの展示にしか行かないのですが、太田美術館は安いし、冒険しやすいので、良い出会いを求めて行ってきました。

が、やはり、好きじゃない絵柄はやっぱりあまり好きじゃない。
ただ、あまり好きな作家じゃなくても好きな作品を見つけることが出来ると嬉しい!
タコダンサーとサンショウウオ、良かった。

でも、一番好きだったのは国芳のナマズの下絵。

可愛い過ぎ
ああ可愛い過ぎ
可愛い過ぎ(五七五)
煩悩その1277 初・オレオレ詐欺 2017/06/14
なんということでしょう!
今年は妖怪関係の展示がないようですよ!
どうして? なんで? 夏のお楽しみだのに!
三井の「地獄ワンダーランド」くらいしかないっぽい、地獄だから妖怪じゃないけど……かなしい。
アサクラです。

太田美術館は芳年ぱいせんの妖怪をやってくれるんで、あるかどうかは分からないけれどカワイイ土蜘蛛さんに会えるかもしれない。だから行こうかな。
3年前くらいは回りきれないくらいやってたのになー、ちぇー。
ちぇー。


さて、アサクラ家にもとうとう「オレオレ詐欺」からの電話があった模様。
「本当にあるんだな〜」となんか不思議な気持ちに。

同居していない時は
「知らない番号の電話には出ないでいい」
「ワタシやあなたの息子を名乗る人から電話がきたら、こちらから折り返すと言って、実際にワタシに電話をしなさい」
「まず名前を聞きましょう」
「なんなら、ウチの子病気で入院してるのに、あんた誰? とか言っちゃいましょう」
「1年前に死んだはずの……おさむかい? 本当におさむなのかい?! とドラマチックに言いましょう」

と指導。
後半に行くに従い「ふざけるな」と無視されていたワケですが。
いやね、一度つながった番号ですからね、リストから抹消してもらわなきゃいけないわけで、
ワタシは本気だったのですけどね。
意図を説明しても理解は得られませんでした。

「取るもんなんてないんだから」

が理由だったので、万が一「取るものがあった時」この人、アウトだな。
と我が母ながら残念に思った次第です。


『お久しぶりです。甥です、甥。長男の方』
と電話の相手が名乗り、絶対に名前は言うなと指導していたのに、案の定
「なに? ○○(甥の長男の名前)?」とか言っちゃって。
『相談したいことがあって……また電話します』
「なに? 相談したいことって。お金ならないからね、年金で生活してんだから、悪いけど無理だよ!」
端的な流れで言うと、こんな感じだったらしい。
(ワタシも在宅していたので、後半の「〜年金で」辺りからは聞こえていた)

「甥」なんて名乗るオレオレ詐欺はいるのか?
と思い調べてみたら、超あった。
しかも、「上の方」とか「長男」という言い方も実際にあった。

今のところ折り返しの電話はかかって来てないし、「相談事=金⇒ないからね!」を発動しているので
もうかかってこないかもしれない。
しかし、名前を言っちゃってるから長男甥の名を語る相手からお電話は気をつけるように指導。

長男甥の母、彼女にとっての義姉にも電話して確認したら、
義姉の見解も「オレオレ詐欺でしょ」ということだった。
だが、彼が闘病中であることも発覚したので治りますようにと遠くの空から願う。
都内だけど。

「あんたあっちの家に電話するとき、なんて言う?」
フルネームだね。
フルネームで分からなそうなら、あなたの名前を出して娘ですって言うね。
「でしょ? 甥なんて言わないわよね、常識的にも。詐欺だ詐欺!」

とは言っていたけど、情け深い人なので、いとこのことを割と心配している節がある。
お金を取られなくて、詐欺電話を回避できても

「本当だったらどうしよう、かわいそうなことをした」

という感情を残す、体験しないと分からない最高に下劣な側面を発見した。
本人も詐欺だって分かってるけど、なんとなくシコリが残っているのが見える。
だから同じことを何度も話す。
「オレオレ詐欺だよね」って何度も話す。
日がたてばすっかり忘れるとは思うけどね。

オレオレ詐欺になぞなぜに引っかかるのだろう?
と思っていたけど、はじめてちゃんと向き合って考えたら、ちょっと理解できた。
よく妊娠して、子育てしていると社会生活から遠のくと聞く。
接点がなくなると聞く。
そういう発言を聞いて、はじめてなるほどと納得した。
確かに社会との接点がなくなると、おいてけぼり感を感じるだろう。
それはかなりつらいだろう。
老人もきっと、これと同じなんだと思う。

一定年齢から仕事をしなくてよくなる。
趣味がないと社会との接点がなくなる。
誰かの役に立ちたいという気持ちで詐欺い引っかかってしまう。
きっと、詐欺にあった人たちは、ただ我が子かわいさだけじゃないんだな。
とはじめて思ったのでした。


つまり、今のワタシに必要なのはプレゼン力だ。
素直に、ワタシの考えた愉快な詐欺対応を実践してもらえるように、プレゼン力を高めようと思う。



最後に最近観に行った展示の備忘録。

◎ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて―
変な生き物目当てでおでかけ。
あまり宗教画は好きじゃないので、前半はびゅんびゅん流し観。
お! っと思う出会いもなかった。

が、やはりボスとブリューゲルのモンスターはめちゃくちゃカワイイ。
辞め時が分からない。
ああ、かわいい!

大混雑のバベルの塔。
のんびり待ちながら見ましたが……結局、すげーよかったというオチ。
もうすごい。
笑っちゃう。
バカなんじゃないの? って(褒めている)。
細か過ぎるし、あのサイズのキャンバスにすごいたくさんの世界があって、圧倒される。
そこここに展開しているドラマ……人が生活しているさま。
いつまでも観ていられるが、混雑しているので譲りながらじゃなきゃ! と前列から離脱しようとしているのに
まったくもって誰も隙間を開けてくれないからね、出られないよ。
気持ちは分かるけど、譲れば譲ってもらえる。

大きな世界観の目の前で、小さな器。

大友克之バベルは、大友っぽかった。


◎ヒグチユウコ「BABEL」展
↑の翌日に、観に行った。
会期が終了していると思ったら、規模が小さくなって延長されていたので観られました。
ゴトゥーンに教えてもらったよ。
ありがとうゴトゥーン!

ボスとブリューゲルに対する愛情がハンパない作品たち。
原画から破廉恥なほど溢れ出ていた。

カワイイ。
すごく好き。
高いけど、画集欲しい。
奇妙奇天烈摩訶不思議が詰まっている。
絵が描けるってすごい! うらやましい!
すごい! うらやましい!

煩悩その1276 アジサイを観に行きたい 2017/06/07
引越しをして悲しい事、ツバメの観察が出来なくなったこと。
アサクラです。
パチ山さんは今年も帰って来たでしょうか。

小さい頃からずっと、この辺でツバメすら見たことがありません。
ただし、ヘビ、リス、たぬき、コウモリは見たことがあります。
緑が豊かな都会なのです。

ゆえに、ツバメがいないはずない! と耳を澄ませて駅までの道を歩いているのですが。
本日はじめて、小鳥の鳴き声っぽい集団合唱が上手から聞こえてきて、すわ! と思ったものの……
探索する時間はありませんでした。
完全に住宅密集地なんで、夜にふらふらしてたら通報されてしまいそう。
また明日も鳴き声が聞こえますように。


さて、今年は鎌倉にアジサイを観に行きたい。
そんな願望を持っています。
鎌倉は中学の遠足、先輩の実家、仕事で心霊スポットを巡ったのと、3回くらいしか行ってない気がします。

「もっとゆっくり行きたい」
と毎回思いながら、近くて遠いぜ、鎌倉!
いざ行くと、なんだ〜、割と近いよね♪ って必ず思うけど、やっぱり遠いぜ鎌倉!
生しらすより、かま揚げしらすの方がうまかったぜ江の島!

アジサイをメインに、どんなプランを立てようか……と悩んでいる内に、アジサイが枯れてしまいそう。
何も考えずに特攻かけた方がよさそうな気がする。
事前に調べて行けば、この店寄ったのにー! という悔しい思いをするだろうが、それもまた一興。
いつだって行けるんだ、そこまで遠くないんだから。
でも、めっちゃ遠いぜ鎌倉!

どのくらい混んでいるのか想像もつかないが、観てみたい、鎌倉inアジサイ。
今月の目標です。


で、最近の可燃物さんは、ロボ漕ぎ青年を探したり、見つけたり、断られてはまた探して、
稽古場を予約したり、フライヤーデザインを発注したり、要するに人探しと事務作業の日々です。
コツコツ地道に、皆様に楽しんでもらえる作品準備をしています。
キャスト発表など、もうしばらくお待ちください!




最後に最近観に行った展示の備忘録。

◎シリアルキラー展(前期)
殺人ピエロ、ジョン・ウェイン・ゲイシー、レクター博士のモデル、ヘンリー・リー・ルーカス、ゴーリーの『おぞましい二人』に描かれているムーアズ事件の犯人、人肉バーガーの人、などなど名だたるシリアルキラーのアートワークや手紙、ポートレートの展示。
前に、アール・ブリュット アウトサイダーアート展で観た、殺人鬼が刑務所で描いた絵。
この絵を見た時の衝撃が今でも忘れられない。
イヤな気持ちしか生まれない。
嫌悪感しか感じない。
そんな絵があるってすごいと、心が震えたのでした。

「ほんと、この人、嫌い」

なんて感想、絵を見てはじめて思った。
あれは何年前だったろうか……誘ってくれたOさんには、心から感謝している。
この時、不思議な感情がたくさん生まれた。

そんな出会いがまたあるといいな。
吐き気がするような嫌悪感も、酷い事件を起こしているのにこんなに美しいのもを表現するの?! とか、なんでもいい。

そんな出会いを期待し過ぎていたので肩透かしでした。
いや、ワタシが英語が読めたなら、もっとすっごい楽しめたであろうとは思いますよ。

でも、アウトサイダーアートに通ずる「なんかめっちゃこだわってる」感は満載で、そこは不思議な感じがして面白かった。

そして、何より、ウェイン・ロー(正確にはシリアルキラーにカテゴライズされない人)のアートワークが素晴らしかった!
この中では恵まれた環境に育った、高度な教育を受けている印象。
感性がすごい。
ワタシのような凡人には、なんも分からないけど彼なりの哲学を感じるし、鬼几帳面。

この人に家族を殺されていたら、こんな気持ちにはなれないだろうけど。
画廊ごと火をつけたくなるだろうけど。
罪を憎んで人を憎まず方式を採用しての鑑賞必須。
こんなすごいこと出来るのに、なんであんな事件起こしたんだ、ばか! って言いたい。
この人の作品は、もっとみたい。

というワケで。
後期、観に行くかどうしようか悩み中。
英語読めないからw
でも、またあんな出会いがあったら……という期待も捨てがたいぜ!
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